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パパコレ琉球張子

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もう一つ*パパコレから、季節の郷土玩具を。
沖縄の張子です。鯉にまたがる童。鯉が激流を登り切って竜となった様に、子どもたちも苦難に打ち勝って生き抜いて欲しい、と言った意味合いでしょうか。

琉球張子は、もともとは限られた士族の子どものものでしたが、明治以降、一般庶民に広がりました。ヌッカヒーと呼ばれる旧暦5月4日には玩具市が立ち、様々な張子が並んでいたそう。子どもの健康を願って人形を買い求めたというから、所変わっても考えることは同じだなあと。

伝統的な沖縄の張子人形はどれも、ヘタウマの元祖ではないかしらんと思わせる、のほほんとした様相です。大らかな大陸的な美が備わっているように思います。彩色も独特で、数多くあるパパコレの中でもこんな赤紫は珍しい。

写真のものは那覇市指定無形文化財の古倉保文氏の作品ですが、現代作家である豊永盛人さんの琉球張子もなかなかイケています。こんな人形が一つあると、生活がほのぼのとしそうです。



*パパコレとは、亡き父のコレクションをさします。







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by essence-interior | 2015-05-02 08:26 | 民藝

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