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和更紗

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和更紗を趣味としていた母。遺品整理をしていて、染め布の端切れが出てきました。

「更紗」というと、インドやジャワを連想しますが、日本にも伝統的な更紗が存在します。それは、室町時代に南蛮船によりポルトガルやスペインなどの貿易船によって伝えられた異国の更紗が日本独自の意匠である色柄に発展したもの。以降国内各地で制作されました。鍋島更紗、天草更紗、京更紗、江戸更紗が、よく知られた更紗です。
博物館や美術館で茶道具として愛用された古い更紗を見ると、当時大変貴重であったことが伺えます。
手法は、木版や芋版、手書きなど。素材は綿やシルク。

趣味の域である母の場合は芋版で、サツマ芋を縦半分に切り、ナイフで削ったものを版に用いておりました。丁寧にラップされた芋版が、よく冷蔵庫に鎮座していたものです。
染め色は、基本的に三原色の混色によって作ります。

端切れと言えども捨てるには忍びなく、印鑑ケースに仕立て、四十九日の法要の日に配ることにしました。思い立って3週間、せっせと作り、全部で16個作り終えたところ。丸いのは、蓋に更紗をあしらった朱肉です。



その内、印鑑ケースの作り方を公開します。気長にお待ちくださいませね。






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by essence-interior | 2014-06-03 15:44 | クラフト・手作り

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