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パンジーネクターガイド

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昆虫の助けよって受粉する花を虫媒花といいます。虫媒花の中心部は色や模様が他の部分とは異なっています。

例えば、このパンジー。花弁の中ほどの絵の具を意図的に滲ませたような色やペンで描いたような細い線が美しい。よく見ると、線が花の中心を指す矢印の様に見えませんか。そうなんです。これらは、「こちらに進め」と蜜のありかを昆虫に知らせる道標なのです。この道標のことを「ネクターガイド」、日本語で「蜜標識」といいます。
多くの花の中心部の色が印象的なのは、ネクターガイドによって昆虫を招き入れ、受粉の手助けをさせるためなのです。

ミツバチをはじめとする昆虫たちには紫外線が見え、色として感じます。紫外線を感知する特別なカメラでネクターガイドを撮影すると、多くの紫外線を反射しているのがわかるのです。

花と昆虫と、それを美しいと感じる人間。神秘的で不思議な共存であると思わずにはいられません。



本日は、専門の「色彩学」授業ネタでした。

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by essence-interior | 2014-03-24 07:45 | 花・植物

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