2014年 03月 06日
春は黄色の花から
スイセン、ナノハナ、フクジュソウ、タンポポ、クロッカス・・・、このミモザ。早春の花に黄色の多いこと。
チョウやハチなどの花粉を媒介する昆虫たちは黄色(あるいは黄色のスペクトル)に引き付けられる、といわれています。まだ虫の飛来の少ない季節である早春において、黄色は虫を引き寄せるに効率が良い色なのです。
自然界に分布する花の種類と色の統計をとると、白が33%で最も多く、次いで黄色が28%だそう。白といっても黄みを帯びているものがあると考えると、黄色の色みを持つ花が多くを占めていること察しがつきます。黄色という色は、自然の営みの上で花自らが選んだ色なんですね。
ミモザのリースを作りました。光を浴びて、黄色が輝いて見えます。虫たちの目からは、どんな色に映っているのでしょうか。
by essence-interior
| 2014-03-06 00:21
| 花・植物