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胡桃って

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胡桃って、あの姿で木に実っているのではありません。
梅の実を一回り大きくしたような実が、房状に枝から吊り下がっています。実は熟すと落下し、厚い果肉の部分が環境により乾燥したり腐ります。写真左は乾いた状態です。果肉を剥がすと、硬い殻をまとった核果が表れます。それが右の写真で、私たちが通常「胡桃」と呼んでいるものです。食べるのは核果の中の種子。

梅で例えるなら、胡桃は日常私たちが「梅の種」とよんでいる部分。そして食すのは「梅の種」の中の「仁」なのです。

大人になって山で胡桃に遭遇し、この事実を知りました。たくさん落下していた得体の知れない実を足で踏んでみると、ずるりと剥け、中から胡桃が表れたのです。いやあ、びっくりしました。子どもと大量の胡桃を拾ったまでは良いのですが、後の果肉を剥く作業で指が真っ黒に染まり大変な思いをしました。なるほど、胡桃染めがあるはずです。

日本の山に自生する胡桃は、見慣れているカリフォルニアのものよりも随分小さく色黒です。近くで野生のリスを見かけました。そのリスが胡桃を両手で持って食べている様子を想像すると、絵本の中に入り込んだような気がしました。山を歩くと、知らなかったことにたくさん遭遇します。
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by essence-interior | 2013-11-28 00:03 | 花・植物

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