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世界遺産「屋久島」

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夏休みを利用して、縄文杉に会いに行きました。11時間にも及ぶトレッキングは、アラフィフの私には苦行。お陰で感動は、一際鮮やかに。
屋久島は過去の地殻変動により花崗岩が隆起して誕生した「洋上アルプス」といわれるほどの景観を持つ小さな島。よって傾斜が大きく、亜熱帯から冷温帯にかける植生が垂直に分布する自然環境を持ち、自然と人とが共存していることが高く評価され、世界遺産に登録されました。そしてその地にある屋久杉、とりわけ樹齢数千年といわれる森の精、縄文杉に憧憬を抱き多くの登山客が訪れます。

ところで世界遺産って何なのでしょうか。先の6月に富士山が世界遺産に追加され、現在全981件がユネスコにより、世界遺産に登録されています。ユネスコのHPを見ると、「世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物です。現在を生きる世界中の人びとが過去から引継ぎ、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産」とあります。
要するに、著しく比類なき普遍的価値あるものを人類共通の宝として恒久的に保全保護しよう、というもの。登録されることにより価値が再確認され、保存の道を歩むことが可能になります。屋久島では、トレッキングガイドの方をはじめ多くの方の保全に対する努力を垣間見ました。動植物に対する理解、山に対する敬意、ごみやトイレ問題、など頭が下がるばかりです。
世界遺産登録は、観光開発が第一の目的ではありません。知名度が上がることによる経済効果は保全の基盤になることは否定できませんが。

アフガニスタンのバーミヤンが破壊されたのは、記憶に新しいところ。世界遺産を広く捉えると、その維持は、国や地域、思想を超えて、世界の平和の上に成り立っているに違いありません。

ユネスコ協会連盟

切り株の中に入り、空を眺める。ハート形の空。
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by essence-interior | 2013-08-13 01:04 | 旅・芸術

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