2006年 08月 11日
玄関扉
今日は、玄関扉のオイル塗り。家を建てる時、玄関の扉は強く望んで木製にしました。木製のもののメンテナンスは、確かに手がかかります。数ヶ月に1回、油分を補う程度のオイルを塗って拭き込んでやらなくてはなりません。必要以上に神経を使うほどのことはないけれど、少し気遣ってやりながら付き合う。時間の経過と共に自然の汚れも付いて、手垢もついて、木本来の持ち味である艶のある色に成熟していく。
木製の玄関扉に限らず、テーブルだって、椅子だって、皿だって、アクセサリーだって、手がかかるものを選ぶってことは、同時に手入れする手間も選んで、それに対する気持ちも一緒に引き受けるってこと。もっと究極的な言い方をすると、そういう生き方を選ぶってことなんだと思います。覚悟をもって。
by essence-interior
| 2006-08-11 09:10
| インテリア